美味しいコーヒーの淹れ方のこつ
コーヒーのいれ方には色々な方法があります。ペーパドリップ式、自動ドリップ式、フレンチ・プレス式やサイフォン式などの方法に合わせた道具と焙煎、豆の挽き方が必要ですが、基本的な入れ方は同じです。
水選び
水は重要な役割を持っています。コーヒーの98.6%は水ですので、味は水質によって大きく変わります。カルシウム塩類やマグネシウム塩類などのミネラル分が多く含まれている硬水はコーヒーには適しません。他にフッ化物が含まれている水はコーヒーの味に影響がでます。水道水にフッ化物が多く含まれている、もしくは硬水の地域の場合はボトルウォーターや軟水にした水を使用すると良いでしょう。
お湯の温度
一般的にコーヒーの抽出に適するお湯の温度は88~93℃が理想といわれています。 沸騰したお湯を火からおろし、しばらく待ってから入れると良いでしょう。
保存方法
真空パックされていない焙煎済みコーヒーは袋を開けていない限り、約1カ月間できたての味を保持できます。真空パックの場合は約3カ月間は大丈夫です。UCCハワイのコナコーヒーは真空パック後、さらにチッ素を充てんし、より酸化を押さえる工夫をしています。開封後は密閉容器に入れ、冷凍庫に入れておくとできたての味を更に長く維持できます。光、空気、熱が劣化させる原因となりますので、最高品質のまま最後まで味わうためには、開封してからできるだけ2週間以内に飲みきることをおすすめします。
美味しい飲み方
コーヒーは、味と香りを維持するためにできるだけ早くお飲みください。 20分以上保温するとコーヒーの味が劣化し始めます。コーヒーメーカーでつくる場合、スイッチを保温状態のまま長く放置するよりも、ポットに移し変えてください。そのポットはあらかじめ、お湯で予熱しておくともっと長く、熱いコーヒーを召し上がることができます。